2026 年 5 月 14 日 先物相場要点
リリース時間:2026-05-14
パブリッシャ:GINZO
一、貴金属:銀が主導的に急騰、金は高値圏でもみ合い
夜間から朝方にかけ、銀が全銘柄の中で最も強い値動きとなった。COMEX 銀は一時 1 オンス 90 ドルを突破、日内最高上昇幅は 5%超に達した。国内上海銀先物主力限月は 3.38%急騰、価格はトン当たり 21900 元を超え、フェーズ新高値を記録した。
金は高値圏でもみ合い、ロンドン現物金は 1 オンス 4700 ドル付近で上値が抑えられている。米ドル高、FRB 利下げ観測の後退が短期的な重しとなる一方、世界の中央銀行による金地金購入継続と中東地政学リスクが中長期的な支えとなっている。
二、エネルギー:WTI 原油 100 ドル台を維持、国内原油・エネルギー化学製品は安調
国際原油は銘柄間で値動きが分かれた。WTI 原油は 102 ドル台をキープ、一時 103 ドルに迫り、需給逼迫観測が相場を支えている。ブレント原油は 105 ドル付近まで反落した。
国内エネルギー関連銘柄は全般的に調整安。SC 原油は 3%近く安、LPG も 2%超安となった。エチレングリコール、PX、ガラスなども連れ安しており、国内需要回復の遅れが主な要因となっている。
三、非鉄金属:ベースメタル全般高、錫・アルミが主導高
夜間 LME 非鉄金属は全面高。ロンドン錫 2.89%高、アルミ 2.14%高、ニッケル 1.27%高。
国内市場も連れ高。上海錫 2.12%高、上海アルミ 1.25%高、上海銅も小幅に上昇した。国内製造業景気回復への期待に加え、一部銘柄の在庫水準が低位に留まっており、価格を下支えしている。
四、鉄鋼関連:堅調もみ合い、鋼材は弱含み
鉄鋼系銘柄は全体的に堅調なもみ合い推移。コークス 0.78%高、原料炭 0.69%高、ステンレスも小幅高となった。一方、鋼材主力限月は小幅安。不動産・インフラなど末端需要の資金回収や着工ペースの低迷が、上値を抑えている。
五、農産物:鶏卵に注目集まる、油脂油糧は分離推移
鶏卵先物は短期的に反発した。現物の飼育羽数が低水準にとどまり、季節的な需要回復で短期的な需給が逼迫しているため。ただし、今後新規産卵鶏の供給増加による圧力に警戒が必要。
油脂油糧は銘柄間で値動きが分かれ、菜種油は堅調、パーム油・大豆油はもみ合い。原油相場や海外市況に連動した動きとなっている。
六、政策・市場関連ニュース
上海先物取引所:4 月に不正取引 37 件を処分。自己約定、頻繁な注文取消し、大口注文撤去などの行為を対象とし、市場秩序の維持を図る。
シカゴ商業取引所(CME):世界初となる GPU 演算能力先物の上場を計画。AI 需要の拡大を背景に、新商品が新たなヘッジ手段として期待されている。
support@ginzofx.com
+60 0146976048
Urban Oasis, 707A, Business Bay, Plot No. 252-0,ドバイ、アラブ首長国連邦 