最新 外国為替主要ニュース(2026 年 4 月 27 日)
リリース時間:2026-04-27
パブリッシャ:GINZO
一、本日主要相場(4 月 27 日 アジア時間)
米ドル指数(DXY):98.52(+0.3%)、堅調を維持し 99 ポイントに迫る。中東地政学的リスク回避需要、米国債利回り(10 年物 4.35%)上昇がドルを下支え。
主要通貨ペア:
EUR/USD:1.0742(-0.25%)、下落圧力が強い。欧州経済の低迷と FRB タカ派姿勢が重しとなる。
USD/JPY:159.85(+0.4%)、160 円台に迫り、数カ月ぶり高値を更新。日本当局が口頭で介入を示唆し、為替の過度な変動を懸念。
GBP/USD:1.2648(-0.3%)、もみ合いながら下落。英国のインフレ・経済成長データが弱い状況。
USD/CNY(国内相場):6.8920、狭いレンジで推移。オフショア 6.8950、人民元は 3 年ぶり高値圏を維持。
二、重要ニュース・相場牽引要因
1. FRB 政策見通し(ドルの主なけん引材料)
今週の FOMC 会合(4 月 28 日~29 日)は、金利を 5.25%~5.50% で据え置く見込みが 100%。
CME フェドウォッチ:6 月利下げ確率 7.1%、9 月までの利下げ確率は 30% 未満。年内利下げなしの確率が 70% に上昇、追加利上げの可能性も 15% で試算。
核心的な背景:米国のインフレの粘り強さが予想を上回る。中東紛争による原油価格高騰(ブレント原油 1 バレル 101 ドル)で、「高金利長期維持」の観測が強まる。
2. 円が 160 円台迫る、介入リスク高まる
USD/JPY が 159.8 を突破し、2025 年 12 月以来の高値を記録。財務省は「為替の過度な変動を警戒し、必要があれば断固たる措置を取る」と口頭警告を発出。
日本の介入目安レンジ:160~162 円、過去に同水準で為替介入が実施された実績がある。
3. 人民元:緩やかな上昇・双方向変動
1 年間で 6000 ベーシスポイント超の増価。国内・オフショア相場は一時 6.82 に達し、3 年ぶり高値をつけた。
中央銀行政策:3 月 2 日より先物外貨売り準備金率を 0 に引き下げ、増価圧力を緩和。為替の安定的かつ均衡した双方向変動を誘導。
企業動向:企業が外貨ヘッジ取引(限度額 8000 万元)を活用し、為替変動リスクに対応。
4. 中東情勢:地政学リスク回避・原油急騰
ホルムズ海峡の物流停滞で原油価格が大幅高騰(ブレント原油 + 1.9%、WTI 原油 + 1.72%)。インフレ期待を押し上げ、間接的に米ドルを支援し、非米通貨を圧迫。
米イラン間交渉は一進一退で、リスク回避ムードが変動し、短期的に外国為替相場の乱高下を誘発。
三、機関見解まとめ
モルガン・チェース:米ドル指数は 100 に挑戦する可能性があり、EUR/USD は 1.05 まで下落を予測。
UBS:160 円付近で日本の強力な介入が見込まれ、短期的な円高調整に警戒が必要。
中国中央銀行:人民元相場の安定が基調で、一方的な増価・減価は容認しない方針。
四、本日注目イベント(北京時間)
20:30 米国 PCE インフレデータ(コア PCE 予測値 2.8%、FRB 政策に大きく影響)
22:00 ミシガン大学米国消費者信頼感指数
明日(4 月 28 日)未明 FRB FOMC 会合開始
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